「落合とは雲泥の差…」阪神矢野監督が“会食騒動”で犯した致命的ミスとは? (1/2ページ)

Asagei Biz

矢野燿大
矢野燿大

「あれじゃあ、選手を責められたもんじゃない。今季はすっかり“終戦モード”で、監督に残された責務としては、引退する藤川球児のために“最後の花道”をしっかり作ること。あとは来季の完全復活につながるよう、藤浪晋太郎に調整の場を与えるくらいしかないんじゃないか。現段階では来季も続投ってことになっているけど、クビになる可能性も捨てきれないよ」

 球団関係者が明かすのは、10月4日の中日戦で完封負けを食らって3位に転落した阪神タイガースのお寒いチーム事情と矢野燿大監督の“処遇問題”だ。

 事の発端は、「夕刊フジ」が10月12日にスッパ抜いた矢野監督の会食問題。今夏の遠征中、試合後に内規で定められた「4人以内」を上回る大人数で会食していたことが明らかになったのだ。

「ルール違反と指摘された会食は、矢野監督が事前に球団に申し出て許可を得ていたとのことですが、その報道が出る前日の10月11日、同じく“集団会食”で内規違反に問われていた福留孝介外野手、糸原健斗内野手、岩貞祐太投手ら選手10名とチームスタッフ1人に制裁金を科す処分を発表していたんです。当然、『監督はお咎めなしで選手だけ処罰されるのか』といった不満が球団内部からもあがっていました」(スポーツ紙デスク)

 一部スポーツ紙の報道によれば、球団オーナーはすでに来季の続投を矢野監督に要請。矢野監督も取材に対して、「背中を押してもらっている。その気持ちに応えたいって気持ちは強い」と前向きなコメントを発したが、前出の球団関係者はこう言って不安をのぞかせる。

「会食した事実よりも、記事になったことが矢野監督のワキの甘さを物語っている。会食は捕手を含めたバッテリーミーティングのようだけど、それならば、チームの“頭脳”とも言うべきメンバーが集まったということ。そして、その中の誰かがマスコミにリークしたという見方もできる。つまり、身内に刺されたってことでしょう? プロ野球っていうのは情報戦でもあるんだから、会食の極秘情報が外部に漏れること自体が大問題でしょう」

 対照的なのが2004年から中日ドラゴンズの監督に就任し、8シーズンで4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏だ。前出の球団関係者がため息交じりに私見を述べる。

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