BUCK-TICK櫻井敦司の息子は芥川賞作家!「受け継がれた才能」4人 (1/5ページ)

日刊大衆

遠野遥(著書『破局』の表紙)
遠野遥(著書『破局』の表紙)

 10月7日発売に発売された文芸誌『文藝』(河出書房新社)が、日本中に衝撃を与えている。

 同誌には、『破局』で第163回芥川賞を受賞した小説家・遠野遥(29)と、ロックバンドBUCK-TICKのボーカル・櫻井敦司(54)の“親子”対談が掲載。両者が実の親子であったことも初めて公開された衝撃もあって、発売翌日の8日に1万部の増刷が決定するほどの反響があった。

「異なるジャンルの表現者としての初対談です。2人が実の親子であることも、今回の対談で初めて明らかになりました。91年に結婚した前妻との間に生まれたことから、呼び方は“櫻井さん”と“遠野先生”で多少の距離感はありつつも、メールなどでのやりとりは続いていたようで、良好な関係を築いているようですね」(文芸誌関係者)

 対談で櫻井は、遠野の作品『破局』や『改良』について「僕が好んで触れる芸術に近いものだった」と、親子のつながりを感じさせるコメントをしているほか、SNSでは2人について《たしかに世界観が似てる》《すごく納得》という声も多かった。

■親子のつながりを感じさせる感性の近さ

「性や暴力をめぐる激しい描写があり、読んでいる間は引きこまれたり突き放されたりして、何とも言えない不安な気持ちにさせられて心地よかった、と櫻井はコメントしています。『破局』には、抱きしめたいほどの虚無を感じたそうです。遠野はBUCK-TICKを小学生時代から聴いていて“ダークな世界観”と評していて、無意識に影響を受けたかも、としていますね」(前出の関係者)

 お互いの仕事について、櫻井が書いてきたのは最初から音楽を念頭に置いた「作詞」で、小説を書くのはどうか、と遠野に尋ねられ「とんでもないです」と答え、小説を書くのは「想像を絶する労力」としていた。

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