「何事も続かない人」の特徴6つ (2/4ページ)
自制心がうまく機能しなくなり、自分の衝動や欲求に抵抗できなくなってしまうのです。
当然、毎日決まったことをする習慣化の妨げになるでしょう。
■習慣化できない心理
では、どうして習慣化できないのでしょうか。習慣化を妨げる心理を3つご紹介します。
◇(1)完璧主義
完璧主義の人は、何事にも常に100%を目指し、物事を0か100かで考えがちです。そのため何か一つでもうまくいかないことがあると、「もう100%満足いく結果は出せない」と一気にやる気を失くしてしまい、努力を放棄します。
たとえ100%納得いくものができなくてもコツコツ継続することが大事なのに、続けることそのものを諦めてしまうのです。当然、習慣化のハードルは高くなり、なかなか成功しないでしょう。
◇(2)どうして失敗するのか分かっていない
「どういう時に自分が失敗してしまうのか」、そのパターンを理解していない人は、いつまでも対策が打てないので、失敗パターンにはまり続けてしまいます。
◇(3)明確な目標が無い
習慣化する時、明確な目標を決めていないと「どうしてそれをするのか」という理由付けが曖昧になり、なかなかモチベーションを保てません。
意志が揺らいだ時もやる気を引き出せるように、「習慣化することで何を実現したいか」を考えておくべきです。
■習慣化するメカニズム
「習慣化=継続」という認識ですが、いつまで継続できれば習慣化したといえるのでしょう。
例えば、勉強・読書などの「行動習慣」、ダイエット・早起きなどの「身体習慣」は大体3週間ほど継続すれば習慣化したと考えられるでしょう。なので、まずは3週間を一つの目安として取り組むといいでしょう。
一方で、イライラしないなどの「思考習慣」はもっと時間がかかります。半年を目安に、気長に取り組んでいく必要があります。