「何事も続かない人」の特徴6つ (3/4ページ)
例えば、イライラしてしまった時に「今自分はイライラしているんだ」と現状を受け止め、そこから「イライラしないための考え方」を意識的に行うことで、少しずつ習慣化していけるでしょう。1カ月ほど意識して取り組み、以前よりも少し考え方が変わった実感があれば上々です。
■習慣化するためのコツ
行動・身体・思考に分けて、習慣化するためのコツをそれぞれ3つ紹介します。
◇勉強・読書などの行動習慣を付けるコツ
☆(1)1回の文量を最小限にする
いきなりたくさんやろうとすると挫折します。できるだけスモールスタートを心掛け、続けることを重視しましょう。
読書なら1日2ページからスタートして、慣れてきたら5ページ、10ページ、20ページ……と増やしていってください。
☆(2)甘いものを食べる
自制心を働かせる時は、脳のエネルギーをたくさん消費します。習慣化するには自制心が必要ですから、脳のエネルギーの源になる糖質が取れる甘いものを食べるのがおすすめ!
血糖値が下がると自己コントロール力が弱まるので、気合いを入れて取り組みたい時は甘い飲み物やチョコレートなどを食べましょう。
☆(3)生活動線に本や参考書を置く
勉強や読書などを日常の中に組み込む場合は、生活動線の中にきっかけを作るのが習慣化のコツ。
普段ゴロゴロ寝ているソファやベッド、もしくはゆっくり座るトイレに本や参考書を置くことで、そこに行った時に自然と目に留まります。自分の1日を想像して、取り組むのに最適な場所に習慣化させたいものを置きましょう。
◇ダイエット・早起きなどの身体習慣を付けるコツ
☆(1)誘惑に負けた後のことを想像する
これまでドカ食いしたり寝坊したりした時、どんな気持ちになったか想像しましょう。たくさん食べたり寝たりすれば満足すると思いがちですが、実際は後悔の気持ちの方が大きくなるものです。