ハイイログマとハイイロオオカミがばったり遭遇(アメリカ・イエローストーン国立公園) (2/4ページ)

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そのハイイログマは、巨大なヘラジカを仕留め川岸に引っ張った後、獲物の近くで休息を取っていたという。


 そこへ、1匹のハイイロオオカミが、森から姿を現した。

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A post shared by Seth Royal Kroft (@seth_royal_kroft) on Sep 29, 2020 at 6:30am PDT


 日の出の20分ほど前ということで、周りがまだ薄暗い午前6時過ぎに現れたハイイロオオカミは、どうやらヘラジカの死骸の臭いに惹かれたようで、そろそろとクマのいる場所へ接近した。


 クマとオオカミが対面するという光景は、これまで数多くのクマの写真を撮影して来たクロフトさんにとっては初めてのことで、その瞬間には大興奮したようだ。

私はモンタナで育ち、山や自然と身近に暮らしてきました。野生生物を日常的に目にすることが多かったことから、自然と彼らの姿を撮影する写真家になり、何年にもわたって撮影を続けてきました。

これまで、キャンプ中に何度もアメリカクロクマに遭遇したことがありますが、ほとんどの状況に置いて比較的無害でした。もちろん、念のためにいつもスプレーを携帯しています。

ハイイログマに出会ったのは、イエローストーン国立公園のみで、ほんの数回だったため、ハイイログマとオオカミとの遭遇は私のとって一生に一度あるかないかの貴重な光景だと思ったのです。
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