ハイイログマとハイイロオオカミがばったり遭遇(アメリカ・イエローストーン国立公園) (3/4ページ)
(クロフトさん)
・クマとオオカミは今も昔もうまく共存している
クロフトさんがカメラを構えた時には、川に霧がかかっており、まだ暗かったため、撮影は難航した。
しかし、一旦去ったと思われたオオカミは、どうやらかなり空腹だったようで、ヘラジカを狙って再び数時間以内に数回戻ってきたという。
ハイイログマは、侵入者(オオカミ)をあまり気にかけていない様子だったようだ。
View this post on InstagramA post shared by Seth Royal Kroft (@seth_royal_kroft) on Sep 24, 2020 at 10:30am PDT
巨体のクマは、オオカミ1匹ぐらい脅威にもならないことを知っていたのでしょう。オオカミは、イタズラ好きで遊び心のある態度をクマに取っているように見えました。まるでゲームでもするようにね。
そしてゆっくりとヘラジカの死骸に近付き、あと僅かというところになると、クマに素早く追い払われていました。(クラフトさん)
オオカミとクマが接近したのは、合計4回。しかし結局、オオカミがクマの餌にありつけることはなかったようで、やがて諦めて森の中へ姿を消したそうだ。