阪神、ドラフト1位は近大・佐藤で確定? 矢野監督の意味深発言、来シーズンの続投も決定的か (1/2ページ)

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 目の前での胴上げを阻止した阪神・矢野燿大監督が、「トラの近未来像」について答えた(10月25日)。今日、26日にプロ野球・ドラフト会議が行われる。1位指名の名前を明かさなかったが、矢野監督自身がクジを引くことが決定的になった。

 「クジの話が出るということは、指名選手の重複を前提に最終協議が行われたのでしょう。近大・佐藤輝明内野手の入札で間違いないと思います」(在阪記者)

 デーゲームで行われた巨人戦後、矢野監督は宿泊ホテルに戻り、関西にまだ残っている編成の主要スタッフとのオンライン会議に臨んだ。約1時間半、1位選手の最終選考、外れ1位リストの確認、2位以下の指名選手の絞り込みなどがされたそうだが、こんな声も聞こえてきた。

 「クジは矢野監督が引くことが決定的になりました。それよりも、ドラフト会議とは、チームの将来を任せるアマチュア選手の選択の場です。来年以降のチームの話し合いに矢野監督も同席したので、来季も『続投』と見ていいのでは」(ベテラン記者)

 ドラフト会議は、未来を決めるものだ。しかし、矢野監督にとって“悲しい現実”を突き付けられた機会でもあった。それは、過去2年、1位指名の抽選クジを外しまくったからではない。

 「昨年、阪神は高校生中心の指名となりました。ファンは甲子園で活躍した球児の成長を楽しみにしていましたが、彼らが一軍戦力になるのは、3年以上先の話。つまり、矢野監督には直接影響のないこと」(球界関係者)

 高校生がプロ1年目から、一軍で活躍するのはレアケースだ。

 そう考えると、矢野監督がドラフト会議よりも心配しているのは、今オフのフリーエージェント(以下=FA)補強の方だろう。

 阪神は中日・大野雄大投手を狙っているという。京都府出身、少年時代は阪神ファン。「FA権を行使したら、阪神優勢」と目されているが、ここに来て、対照的な意見も出始めた。

 「大野は中日に不満があるわけではありません。優勝、日本一を狙う緊張感の中で試合がしたい、と…。今季終盤戦に入って、中日は2位に浮上するなど絶好調です。

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