千鳥と博多華丸・大吉『テッパン』“打ち切り秒読み”視聴率大爆死の真相!

日刊大衆

上・博多華丸・大吉 下・千鳥(ノブ、大悟)
上・博多華丸・大吉 下・千鳥(ノブ、大悟)

「関西テレビ制作で、フジテレビ系にて放送されている『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』が、視聴率低迷でいよいよ危険水域に入ってしまいました」

 こう話すのは制作会社関係者。同番組は、博多華丸・大吉千鳥の冠番組で、2019年10月から放送がスタート。お笑い芸人や俳優などさまざまなゲストを迎え、間違いなく面白い“テッパン”の話を聞き出す、というトークバラエティ。現在のお笑い界でトップの人気を誇る2組がレギュラー出演している番組だが、

「10月13日の放送は世帯が4%で個人が2%。同20日の放送は世帯が4.3%で個人が2.2%という非常に低い視聴率なんです。『テッパン』が毎週火曜日夜10時のプライムタイムに放送されていることを考えると、壊滅的な数字。本来だったら、即打ち切りを宣告されているレベルの数字ですよ」(前出の制作会社関係者)

■「華大と千鳥を使ってあのクオリティ?」

 超低空飛行の『テッパン』はフジテレビ系で放送されている番組だが、制作をしているのは関西テレビ。

「『テッパン』の枠は関西テレビの放送枠なんです。系列局とはいえあくまで別会社なので、フジテレビが同番組にどれだけ不満を持っていてもどうすることもできません。ただこの数字、フジの上層部は“勘弁してよ”と思っているでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 さらに『テッパン」は、今をときめく博多華丸・大吉、千鳥という2組が出演しているのだ。

「博多華丸・大吉、千鳥は“日本で最も忙しい2組”と言われています。それほど実力のある両コンビを呼んでいるのにかかわらず壊滅的な視聴率。“博多華丸・大吉と千鳥を使ってあのクオリティの低さはありえない”“番組スタッフのクビが切られてもおかしくない”とテレビマンから厳しい声も聞こえてきます」(前同)

 テレビマンから上がっているそうした「低クオリティ」の声について、バラエティ番組関係者は、

「番組の企画の問題もあるでしょう。他番組のパクリが疑われるようなコーナーも平気でやっていますからね」

■新企画スタートも似たような企画が……

 10月6日放送の『テッパン』では、「ダサい沼から脱出!イケてる国民審判」という新企画がスタートした。男女の価値観にまつわる2択問題を出題するというクイズ企画だが、これが、同じフジテレビ系で放送されている『TOKIOカケル』のコーナー「完全に好きアピ警察24時」に、あまりに似ているという。

「『テッパン』で放送された企画は、プロポーズのシチュエーションはどちらが良いか、といった2択問題を女性100人に出題し、スタジオでどっちが多数派の意見だったかを当てるというもの。対して『TOKIOカケル』の“完全に好きアピ警察24時”は、男性が“自分に気があるはず”と考える女性の行動を、女性ゲストがシロかクロかで判定するというものです。

 どちらも男女の価値観にジャッジを下すという点が似通っていて、『テッパン』の放送後に“テッパンもTOKIOカケルも同じような、YES、NOで女の気持ちがわからない男、みたいなつまんない企画やるのか”“TOKIOカケルでも似たような企画やってるしな”といった声がネットでも出ていましたね」(前出のバラエティ番組関係者)

■他局の番組のアイデアもそのまま拝借!?

 4月21日の放送回では、ゲストに俳優の中川大志(22)が出演。番組冒頭の右上テロップには、「中川大志の異常な私生活発覚!」と表示されていた。

「この日は、中川さんの私生活に迫り、粘着クリーナーにこだわりすぎる、Bluetoothが好きすぎる、といった一風変わった一面をピックアップして、トークをするというものでした。

 ある芸能人が好きすぎる、強いこだわりを持っているものに焦点を当てるのは、『テッパン』よりも遥かに前、2015年から放送されている金曜日のゴールデン番組『沸騰ワード10』(日本テレビ系)の人気コーナー“取り憑かれた芸能人”と非常に似ています。テロップに“異常な私生活”と出ていましたが、『沸騰ワード10』でも“異常な食生活”やまんま同じく“異常な私生活”と銘打って、芸能人のこだわりなどを紹介しています。

 このときの放送でも“これ、沸騰ワードのパクリちゃうか?”“極端に○○好きとかテッパンは沸騰ワードみたいな番組に衣替えしたんか?”との声がツイッターにありました。

 加えてですが、4月21日の『テッパン』のナレーションは、『沸騰ワード』と同じナレーターのあおい洋一郎さん(57)。4月21日の冒頭で“異常すぎるこだわりが次々と明らかに!”という明らかに『沸騰ワード』を想起させるようなナレーションが入るのですが、同じナレーターだったせいで、混乱してしまいましたよ」(前出のバラエティ関係者)

■出演者からも不満が上がる

 また、番組の核であるトークについて、千鳥の大悟(40)が不満の声を上げているという。

「大悟さんは、仲間内の集まりで、『テッパン』の収録でウケた自身の発言部分がことごとく編集でカットされてしまうことを嘆き、“なんでワシのウケた話を切って、宣伝で来る俳優の全然おもんない話を使うんじゃ”と不満を漏らしているそうです」(お笑い関係者)

 これまで『テッパン』には、5日5日の放送に倉科カナ(32)と波瑠(29)や8月25日には、杉咲花(23)ら、豪華ゲストが出演している。

「博多華丸・大吉も千鳥も、トークのプロ中のプロにもかかわらず、倉科さん、波瑠さん、杉咲さんらの回を見ると、ゲストのトークが中心。博多華丸・大吉は千鳥は聞き役になって、時折ゲストのトークにボケを入れる程度で、放送でしゃべっている時間があまり長くない。2組の受け答えも無難な印象を受けますし、これも大悟さんの言う“芸人の面白い話よりもゲストのトークを優先させる方針”のせいかもしれませんよね」(前同)

■来春の打ち切りが“テッパン”!?

 前出のお笑い関係者は続ける。

「大悟さんは、編集方針に“ディレクターや演出が視聴者を無視している”“番宣ゲストに忖度し過ぎだから、番組がつまらなくなる”とブチ切れているそうです。大悟さんの言う通り、宣伝に来るゲストよりも、本来は、番組の面白さを求める視聴者を第一に考えるべきですからね」

 パクリ疑惑に視聴者ファーストでないとささやかれる演出方法。問題山積みの『テッパン』だが、このまま行くと、終焉も近いという。

「いろいろと新たな試みもしているようですが、すでに視聴者が離れてしまっている状態といえそうです。すでに、“千鳥と華大は好きだけど、この番組は見ない”という評価が固まりつつあります。大悟さんも不満を持っているという話ですが、このまま低空飛行を続けるのは、今後のお笑い界を背負って立つ千鳥と博多華丸・大吉にとっても良くないことなのかも。数字面の問題だけでなく、さまざまな観点から見ても、来春でスパッと終了することが濃厚そうです」(前出の制作会社関係者)

 現状は来春での打ち切りが“テッパン”だという。果たしてあと数か月での巻き返しはあるか!?

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