太陽系の外では、遠くに行けば行くほど物質の密度が高まることが判明(NASA) (4/4ページ)

カラパイア



PIA22924-640
image by:NASA/JPL-Caltech

・物質の密度が高まる2つの仮説

 その原因としては、ヘリオポーズでは恒星間の磁力線が強まっていることと関係があるという仮説が提唱されている。

 このために「電磁イオンサイクロトン不安定性」が発生し、ヘリオポーズ付近ではプラズマが少なく、そこから離れるほどに密度が高まるのだという。実際、ボイジャー2号はヘリオポーズを通過する際に、予想以上に強い磁場を検出している。

 もう1つの仮説は、太陽圏に吹いてくる恒星間風が、ヘリオポーズ付近で交通渋滞のような状態になり、速度が遅くなることと関係があるというものだ。こうした現象が起きていることを示すものとして、NASAの探査機ニュー・ホライズンズが検出した微弱な紫外線の輝きが指摘されている。

 なお、どちらの説も正しい可能性もあるとのこと。はっきりとした結論を出すには、今後も届けられてくるだろうボイジャー両機からの便りを待つしかないようだ。

References:voyager / sciencealert/ written by hiroching / edited by parumo
「太陽系の外では、遠くに行けば行くほど物質の密度が高まることが判明(NASA)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る