「自分の才能を見つける」方法5つ (3/5ページ)
家族はあなたに安定した道を歩んでほしい気持ちが強く、無難な道を選ばせたいのです。つまり、愛もあるけれどエゴもあり、客観的な視点ではないことが多いです。
そして(3)「努力せずにうまくやれた経験がないから」は、才能に関する最も大きな誤解かもしれません。最初からうまくやれるのは素質です。が、素質を才能にまで育てあげるためには、「うまい」以上に、「好き」や「楽しい」、「熱中できる」ということが大切だと思います。
「でも、スポーツやクラシック音楽などのプロは、幼少期から素質を認められているし……」と思うかもしれませんが、最初はパッとせず、ジワジワと頭角を現すケースもありますし、そもそもプロになることだけが才能との付き合い方ではありません。
それに、Aに関する才能はなくても、その反対のBに関する才能があると考えられるはずです。あなたはそれに気付いていないだけです。
■自分の才能を見つける方法
でも、自分には今のところ、「好き」や「熱中できる」ものが見つからない……と思う人もいますよね。そこで、自分の才能を見つけるための方法を紹介します。
◇(1)親しい友人に聞いてみる
「私って何してる時、イキイキしてる?」と、あなたの友人や知人に聞いてみましょう。いろいろなシーンであなたを見てきた人なら、答えられる可能性大。
きっと思いもよらない答えが返ってくると思います。
◇(2)いつもとは違う人と接してみる
一方で、あなたと親しい人は、あなたの資質に慣れていて、忘れてしまっていることも多いはずです。
そこで、飲み会やイベントなど、新たな交流の場に出掛けてみましょう。出会ったばかりの人は「〇〇さんって、華やかですよね」「話をまとめるのうまいですね」などなど、あなたが気付いていない資質や魅力について言及してくれるかもしれません。
◇(3)誘いにはとりあえず乗ってみる
何かに誘われた時は、さほど興味が持てなくても、とりあえず乗ってみましょう! 思いがけず楽しめたり、隠れた自分の資質に気付かされたりすることもあります。