ところが、『文春オンライン』によると、大野はＡ子さんと入籍するためにジャニーズ事務所を辞めて、芸能界も引退する思いで「嵐を辞めたい」とメンバーに打ち明けたという。

　ただ、結果的には、大野とＡ子さんは結婚には至らなかった。２０１９年１月の嵐の活動休止会見の前に２人は破局してしまったと記事では伝えている。

「Ａ子さんから大野の下を離れていったといいます。大野は別れにかなりのショックを受けたのでしょうね。２０１９年夏頃、嵐に近い芸能関係者から、“大野は本当にギリギリ。２０２０年末まで持つかわからない”という話をききましたからね。

　そんな大野に追い打ちをかけるようにショッキングな出来事が起きます。２０１９年１１月の二宮の電撃婚ですよね」（ワイドショー関係者）

■松本の二宮結婚に対する怒りの裏には……

　芸能界からの引退も覚悟してＡ子さんとの結婚を望んだ大野を差し置いて、２０１９年１１月に二宮が元フリーアナウンサーの女性との結婚を発表してしまう。

　大野は二宮に対して怒りを露わにしたというが、大野とＡ子さんの関係を知る櫻井、相葉、松本の３人も二宮の結婚を手放しで祝福できなかったという。

「二宮が結婚を発表した直後から、特に松本が二宮に怒っていて、口も利かない状況に陥ったという報道がいくつかありました。それは、デビュー２０周年のアニバーサリーツアーの開催中、２０２０年末のグループの活動休止を待たずに結婚を強行したことを、グループのプロデューサーを務める松本が許せなかったからだと見られていました。

　しかし、それだけではなく、『文春オンライン』の記事を読めば、松本は大野の悩みを特によく知っていたため、大野をしり目に二宮が結婚を強行したことが、松本の激怒の原因だったことが伝わってきます。つまり、松本をはじめとする４人のメンバーは大野がＡ子さんと結婚したいという思いに応じ、活動休止を決めたということにもなるのではないでしょうか。

　そうなると、会見では、大野が芸能生活に疲弊したことが嵐の活動休止の理由ということでしたが、裏には女性関係もあったということになる。