同棲については賛成の人と賛成できない人がいると思います。そこで結婚前の同棲についてのメリットとデメリットをご紹介しましょう。あなたはどちらを選びますか？

・好きな人との一緒の時間が増える結婚をする場合はやはりその準備などもあり、すぐに一緒に暮らすことはできません。でも同棲であれば好きな人とすぐに一緒に暮らすことができ、一緒の時間が増えるというメリットがあります。仕事の関係などでもなかなかデートができないカップルなどにとっても同棲は生活を一緒にできるので、とくにデートの時間を無理につくる必要もありません。

・お互いを知ることができるやはりデートではふたりでいる時間が短いので、お互いによい部分だけを見せていることがほとんどです。しかし同棲をして一緒に生活をすると、いろいろな部分が見えてきます。それによってお互いのことをしっかりと知ることができ、もちろんそれによって結婚しないという判断に至ってしまうこともありますが、結婚してから性格が合わないことが発覚するよりメリットと考えられます。逆に相手を知ってより好きになることも。

・相性を確かめられる結婚生活を成功させるには相性はとても大切です。相性といっても性格的な相性から肉体的な相性までいろいろありますが、どちらも深く付き合わなければなかなか分からないことです。その点、同棲することで相性のよい悪いもはっきりしてきます。これは旅行など1日、2日で分かることではなく、毎日一緒に生活することで本当の相性のよさ、悪さが分かります。

・同棲は簡単に別れてしまう同棲していて意見や性格の違いなどからぶつかってしまうと、すぐに別れてしまいやすいというデメリットがあります。お互いにまったく違った環境で育ち、違った人格を持っているので同棲だけでなく結婚をしても意見の相違などいろいろな壁に当たります。でも結婚した場合はふたりの努力でその壁を乗り越え、本当の夫婦になっていくわけです。しかし同棲の場合は、結婚よりライトな関係なのでお互い努力をせずに別れてしまう結果になりやすいと言われています。本来なら乗り越えられる問題でも、同棲中のトラブルは別れの原因になってしまう場合があるのです。同棲でもふたりで乗り越える努力をしたカップルは結婚に進む可能性が高くなります。

・同棲期間が長いと失敗が多い同棲はふたりでいつも一緒に生活できるので、幸せいっぱいの毎日からスタートしますが、その反面お互いの関係が当たり前になってしまい、なれ合いによって愛情が薄れてしまうということもあります。そのため同棲を決めるときには期間を決めて、そこまで問題なければ結婚に移行することを決めておきましょう。とくに同棲では子どもをつくることもなく、お互い自由に生活できます。そのため結婚するより同棲のままでいいと思う男性は意外と多いものです。あくまでも結婚前提での同棲は期限を決めて結婚に進むようにしましょう。

・同棲が終わった後について同棲のときにふたりで買った家具などはどうするのか。またその後の住宅はどうするのかなども考えておかなければなりません。たとえば実家に戻れない場合は次のひとり住まいの住宅が決まるまで不動産屋回りも必要です。それまで友達のところに泊めてもらうことも必要になるかもしれません。同棲は離婚のように大ごとではないと思われがちですが、やはり終わるときにはとても面倒なことがたくさんあります。

・結婚しても新鮮さがない結婚したときのドキドキ感や嬉しい気持ちは同棲をスタートしたときに味わってしまうので、結婚してからはあまり緊張感や新鮮さはありません。そのため同棲5年、結婚1年で離婚なんてことも。

結婚前の同棲にはメリットとデメリットがあり、どちらも納得して選ぶと後悔しません。どちらがよいかはケースバイケースなのではっきり結論は出ませんが、自分たちでメリットとデメリットを納得して同棲を考えましょう。

(ハウコレ編集部)