伊藤健太郎“暴走“『教場2』危機も打ち克つ!!木村拓哉の現場神対応!

日刊大衆

木村拓哉
木村拓哉

 木村拓哉(47)が、11月5日に自身のインスタグラムを更新。2021年新春に放送予定のドラマ『教場2』(フジテレビ系)で演じる風間教官の姿の写真を投稿し、「昨日の撮影、生徒の皆さんはとんでもない時間までかかったと聞いてます。スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でしたぁ〜!!感謝」とコメントを添えた。

 当たりさわりのない、撮影の様子を伝えただけの投稿にも見えるが、ここに世間を騒がせた事件との影響が見てとれるという。

「生徒役の撮影が長引いたとの話ですが、もしかしたら、ひき逃げ事件を起こした伊藤健太郎(23)の影響ではないでしょうか。伊藤は今年の1月5日に放送された『教場』にも、ラストシーンでほんの少しだけ出ていて、まだ公にはなってはいないものの、続編となる今作にも重要な役どころで出ているそうですよ」(芸能プロ関係者)

 伊藤は10月28日夕に夕方に東京都渋谷区千駄ヶ谷の路上で乗用車を運転中、2人乗りのバイクと衝突した後、現場から立ち去ったとして、同29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで警視庁に逮捕された。

■木村を始め、多忙な出演者たち……

『教場2』はすでに撮影が進んでおり、木村は11月3日のインスタグラム投稿で「教場の撮影も、残りわずか……」とコメントしている。

「木村さんの投稿を見る限り、撮影は佳境に差し掛かっているようです。ただ、伊藤がひき逃げで逮捕されたことで、彼の出演シーンをそのまま使うことはまずできないでしょう。撮り直しが必要と言われていますが、放送まで残り2か月を切っていてギリギリのタイミング。

 しかも、木村さんをはじめ、生徒役にはSnow Man目黒蓮(23)や福原遥(22)ら多忙なタレントも多く、追加日程を確保するのも難しい。今年1月に放送された『教場』は2夜ともに世帯視聴率が15%台で、個人の全体視聴率が9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と好成績で、フジテレビとしてもお蔵入りはありえない。そこで、急ぎ撮り直しを進めているという話です。そのため、生徒役の撮影時間が長くなったのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

■“ニュースタンダード”を提案!

 大ピンチの状況とも言える『教場2』だが、

「撮影後の編集の時間も考えると、まったく余裕はないでしょうね。ただ、『教場』は“木村座長”のドラマ。数多くの名作に出演している木村さんですが、過去にも壁を乗り超えていますから、今回もなんとかしてくれるのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 木村主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。その新作が6月18日から7月30日まで放送されていたが、当初は4月放送開始予定だった。

「新型コロナウイルスで撮影も一時中断。同作の公式サイトによると、6月に再開したときには、それまでと状況が一変し、リハーサルでマスクの着用といった感染防止策を取るようになったといいます。新しいやり方への抵抗もあったそうですが、木村はフェイスガードを着用しながら“早く、これをニュースタンダードとしてとらえたほうがいいんじゃないか”と話し、現場の士気を高めたそうです」(芸能記者)

■一致団結で乗り越える

 木村は「不安要素ゼロで現場に立つことは、相当難しいことだと思うんですよ。でも、そういう逆境が実在するからこそ、みんなで一緒に『なにくそ!』と踏ん張れてる感じはしますね」とコロナ禍での撮影にも前向きな姿勢を見せていた。

「全7話に短縮されたものの、無事に『BG』は完走しました。木村は公式サイトでのインタビューで話したこと以外でも現場を鼓舞してきたでしょうし、精神面での大きな支えになっていたのではないでしょうか」(前出の芸能記者)

“座長”木村の凄さは、2015年7月に公開された木村の主演ドラマ『HERO』の映画2作目のエピソードからも明らかだ。

「この作品から、外務省高官役で佐藤浩市(59)が参加。同作の完成報告会見で佐藤は、木村演じる久利生と対峙するシーンで、緊張から“12回戦を戦い終えたボクサーのようになってしまった”と顔が腫れ上がってしまったことを明かします。相当顔の状態が悪く、撮影延期かと思われたようですが、木村が病院を紹介し、点滴治療などを受けたところ回復。無事に佐藤は撮影に復帰し“座長のおかげです”と感謝しきりでした」(前同)

■脚本家がまさかの失踪

 2001年1月期に放送されたドラマ『HERO』(フジテレビ系)のときにも、トラブルが起きていたという。

「2019年11月26日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、当初『HERO』を担当するはずだった脚本家が1話の本を執筆後、連絡が取れなくなり失踪状態になってしまったといいます。この緊急事態のために3人の脚本家を選び、交代制で執筆。ただ、短い期間で脚本を書かなければならず、キャストに台本が届くのはいつもギリギリだったそうです。そのため、深夜の撮影が続く毎日で、かなり切羽詰まった現場になってしまったようです」(女性誌記者)

 脚本家の失踪という逆境を乗り越えた『HERO』は伝説となった。

「終わってみれば平均視聴率34.3%ととんでもない凄い視聴率を獲得、木村自身の代表作になりました。ここまでの数々のピンチがあれば、一度くらいはお蔵入りになるような話があってもおかしくないのですが、木村がいると切り抜けられてしまう。やはりこれは、木村が座長として圧倒的なカリスマ性や求心力を持っているからこその結果なのかもしれませんね」

 来年、年明け早々に放送される『教場2』が楽しみだ!

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