志尊淳『極主夫道』コミカル玉木宏を支える完璧“無限殴られ”演技 (2/2ページ)

日刊大衆

PTA会長の無邪気な鈴木浩介(45)も再登場してほしいし、3人でのインスタ撮影会の回を見たい!

 そして女性陣も素晴らしい。登場すると自然に口角が上がってしまうのが、稲森いずみ(48)とMEGUMI(39)。雲雀姐さんを演じる稲森は、彼女のシーンだけまとめて見逃し配信で見たくなるほど美しい。会長・竹中直人へのツンデレな態度、そしてスーパーマーケットの店長・本多力(41)とのボケツッコミ。こんなに彼女の演技にテンションが上がったのは、1998年の『ハッピーマニア』(フジテレビ系)のシゲカヨ以来かも。もうどんどん出てほしい! MEGUMIは低いドスのきいた声が活かされていて、まさにハマり役である。

■コメディ展開はもう終わり?

 最後に、このドラマの土台をガッツリ支えているのが、志尊淳(25)。彼演じる雅が殴られるのを合図に、話が進んでいくといっても過言ではないほど殴られている。ちゃんとコメディになる殴られっぷりと明るい笑顔を彼が見せているからこそ、このドラマはあっけらかんと楽しいのだ。見た目は子犬、俳優としての強さは獅子レベル。ものすごい可能性を感じる。

 今年の秋の日曜は毎週このドラマで気楽になれると思っていたが、11月1日放送の第4話のラストで異変が。突然シリアスになってびっくり……。このまま闇展開になるのか? まさか? いや、最近のドラマはたまにその「まさか」が本当になるので安心できない。どんなトンデモなきっかけでもいいので、コメディのU字回復を願う!(田中稲)

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