松永武「ゆまさんの“お風呂診断”は…」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (3/3ページ)
それにしても、『心の状態』が悪い私は、どんな入浴法がいいんでしょうか」
松永「オススメは、“温冷交互浴”です。温かいお風呂と冷たいお風呂を交互に入る方法ですね」
ゆま「あ~! 私、銭湯に行ったら、水風呂に浸かるんですけど、水に浸かっていると、自分を抱きしめてあげたくなりますよ」
松永「まさにソレです。“お風呂が気持ちいい”と感じる本質は、血管のコントロールなんです。健康や美容でも血流が大事といわれますよね。血流を良くすることで、人間はリフレッシュできるんです」
ゆま「お風呂の温度差を、うまく使ったリフレッシュ法ですね」
松永「その通りです。熱いお風呂に入れば、血管が拡張します。逆に水風呂や冷たいシャワーを浴びると、血管が収縮します。そうやって血管のコントロールをしながら入浴して、血流を正常にすると、疲れた心もリセットできるんです」
ゆま「なるほど~! じゃあ、サウナの後に水風呂に入るのも、リラックス効果があるんですね」
松永「そうですね。ただ、お風呂のソムリエである僕に言わせれば、“水風呂が冷たい”と感じているのは、まだまだ甘いんです。温度差を感じすぎると、逆に疲れてしまいますよ」
ゆま「え? 水風呂は冷たいですけど……私の入浴法は間違っていた!?」(次号につづく)
まつながたけし 1975年11月6日生まれ、富山県高岡市出身。2005年にバスリエを創業。バスリエ株式会社では、ECサイトの運営に加え、「今の仕事にお風呂をプラス」をコンセプトにした「+バスリエ」事業を立ち上げ、お風呂セミナーや、入浴剤のワークショップ、バスリエ検定、商品企画や卸売りを手掛ける。