努力が無駄に。気持ちを立て直す「たった一つの方法」 (1/2ページ)
今回のお仕事ハックは「偉い人の一声で、やっていたことが無駄になる」とのお悩みに、ライターのトイアンナさんがアドバイス。
偉い人の一声で、やっていたことが無駄になった
仕事でとある大きなプロジェクトを動かしていましたが、ローンチまであと少しのところで、偉い人の一声でそのプロジェクトが突然終了になり、全てが無に帰してしまいました……。
会社員だし、こんなこともあるよねと思いながらも、かなり頑張ってきたので、割り切れない自分がいます。この気持ちとどう向き合えばいいのか、教えてください。
こんにちは、トイアンナです。お上の一声で吹き飛ぶお仕事、やりきれないですよね……!
偉い人も、せめて心を尽くして理由を説明してくれればいいのに、と思いつつ、モヤモヤを抱えて帰路につくしかないのが、我々下々の人間でございます。
■プロジェクト凍結の理由は大半が「お金不足」
さて、私は平社員として涙を飲んだこともありますが、逆に経営者側としてプロジェクトを打ち切る側に立ったこともあります。そして、そういう時の理由は大体「コストが見合わないから」でした。
サービスの仕様を変えないと売れなさそうだけど、開発費にこれ以上お金を割けないぞ、とか。商品を売るには、想定していたよりも広告宣伝費がかかりそう、とか。思ったより発売後の維持費が高そうだぞ、とか。
自社のお財布を見て、ちょっと心もとないな。と判断したときは、プロジェクトを泣く泣く凍結させます。
そうしないと、会社が破綻してしまうからですね。会社全体のお財布を見ているのは偉い人しかいないので、現場の人間にはモヤモヤする結果となるわけです。ましてや金欠なのは、その担当者のせいじゃないですしね……。
■景気が良くなったらプロジェクトを再始動させよう
でも、ここには希望が残っているんです。凍結したプロジェクトは「金さえあれば、またやりたい」と偉い人も思っている可能性が高い、という希望です。