国民的〈CMシンデレラ〉を総直撃<芦川よしみ>「タケダ胃腸薬21」 (1/2ページ)

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国民的〈CMシンデレラ〉を総直撃<芦川よしみ>「タケダ胃腸薬21」

 武田鉄矢とデュエットしたCMは、芦川よしみ(61)の色香を再認識させた。ところが、自身は大ヒット作に意外な難色を示していたという‥‥。

──CMとしての代表作は、いずれも酒に絡んだものでした。まず、サワーという言葉を定着させた博水社の「ハイサワー」(83年)、そして武田薬品の「タケダ胃腸薬21」(86年)ですね。

芦川 ああ、そっか、私自身はお酒をほとんど飲まないんですけどね。

──まず「ハイサワー」から。8年かけて全部で6パターンほど夫婦のやり取りが展開されましたね。

芦川 第1弾は私がバニーガールに扮して、主人のお風呂に「あなた~☆」って入っていくバージョン。網タイツにウサギの耳をつけて頑張りました(笑)。

──体を張っていましたねえ。そしてヒットフレーズになったのが、酔って帰って眠りこけているダンナに「お客さん、終点だよ!」って駅員のフリをする。それでダンナがお寿司の折詰を持ったまま、ガバッと飛び起きる。

芦川 あれは博水社の社長さんが、現場で「飲んだら寿司を買って帰らないと女房の機嫌が悪いんだ」とおっしゃったことがヒントになったんです。

──なるほど、社長みずからヒット作をプロデュースしていたんですね。そして「タケダ胃腸薬21」です。世の中がカラオケブームの絶頂期ということもありましたが、色っぽい表情で「飲みすぎたのは、あなたのせいよ」と、ささやくように歌う。世の全ての男たちが言われたい名フレーズでした。

芦川 作詞の魚住勉さんは浅野温子さんのご主人ですが、当時から売れっ子のコピーライターでした。だから短くてキャッチーな歌詞を書けたんでしょうね。

──当時は女優のイメージが強かったですが、もともとは76年のレコード大賞新人賞にも選ばれた歌手。歌う場面はお手のものだったのでは。

芦川 いいえ、20人ほどのオーディションだったのですが、歌うのならお断りしようかと思ったんです。

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