不調を引き起こす「足元の冷え」、専門家が語る改善のポイントとは? (2/3ページ)
不調の原因は下半身の“めぐり”にあるかも…!?
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冷えを考えるうえでのキーワードとなるのが、“めぐり”。
というのも、東洋医学では、『気血水』といって、体のエネルギーや血や水分の“めぐり”を重要としています。
「現代人は『気血水』の“めぐり”が悪く、下半身の血流が悪い人が多くなっています。足先までめぐっていれば下半身の臓器は元気な状態ですが、“めぐり”が悪いと様々な不調につながります」
石原先生いわく、このように下半身の“めぐり”が悪くなることは、生理痛、生理不順、便秘、下痢、むくみ、膀胱炎といったさまざまな不調につながっているのだとか。
冷えを改善するポイントは?
では、体全体の“めぐり”を良くするにはどうしたらよいのでしょうか?
「重要なのは『頭寒足熱』、下半身を温めることが重要です。下半身全体を温めることが大切ですが、なかでも足裏には“めぐり”を良くするツボが沢山あるので、そのツボを温めてください」と石原先生。
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特に冷えに効果があるというのが、上記に描かれている足の甲の『太衝(たいしょう)」、足指の付け根の「八風(はっぷう)」、足裏の「湧泉(ゆうせん)」という3つのツボ。