FPSゲームさながら。ネットワークを介しAR機能で兵士をサポートする次世代暗視ゴーグル(米) (2/3ページ)
・サーマルサイトと連携
特徴的なのは、M4カービンなどの銃にマウントしたFWS-Iとワイヤレスで連携できることだ。
FWS-Iが捉えた映像は、そのままENVG-Bに映し出される。くっきりと浮かび上がるように表示されるので、視界の悪い状況でも迅速にターゲットを補足することができる。
また兵士は銃を目の高さに構える必要がなくなるので疲労軽減につながり、さらに体を遮蔽物に隠したままターゲットを狙撃したりといったことも可能だ。
・ネットワークによる拡張性
ネットワークによる連携機能は、ほかの機器にも応用することができる。
たとえば状況確認システム「Nett Warrior」のようなシステムに接続すれば、地図や味方の位置といった情報をAR的に表示することができる。
また可能性としては、外部の有人・無人機と連携することも考えられるだろう。上空を飛行するドローンのカメラ映像とつなぎ、上空から戦場を見渡すことができれば、兵士に大きなアドバンテージを与えることは間違いない。