コロナ感染の男性、味覚障がいを実演で伝える 生の玉ねぎやワサビをたっぷり食べる様子をTikTokに投稿 (2/3ページ)

リアルライブ

なお、現在、男性が回復したかどうかは分かっていない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「コロナに感染すると味覚障がいになるとは聞いていたけどここまでとは。怖くなった」「体を張って味覚障がいがどれほどのものか伝えてくれた男性に感謝したい」「男性は目立ちたいというより本当にコロナの怖さを伝えたかったと思う。こんなに色々なものを食べて男性の体調が悪くなっていないといいが」などの声が挙がっていた。

 海外には、SNSを通じて新型コロナウイルスに感染するとどうなるか伝えた人がほかにもいる。
 アメリカに住む23歳の男性が、新型コロナウイルスに感染した後、体調の変化に関する動画を自身のTikTokで公開し話題になったと海外ニュースサイト『People』が2020年7月に報じた。男性はTikTokerとしても活動し18万人以上のフォロワーを抱えていた。

 同記事によると、男性は7月初旬に新型コロナウイルスに感染したという。感染後、男性は40本ほどの動画を自身のTikTokに投稿し、自身の体調がどのように変化していくかを記録した。男性は感染してすぐに入院したが、初め、男性はベッドの上でダンスをするなどの余裕があった。入院して7日後、男性はベッドから起き上がることが難しくなり、酸素マスクをつけた。男性はその後も呼吸困難に陥り、食欲不振であることを動画で明かしている。

 入院して21日後、男性は退院できる状態になったことをTikTokの動画で報告したが、男性は「まだ息苦しさが残っていて完治はしていない」と伝えている。

 日本でも、新型コロナウイルスに感染した著名人が、新型コロナウイルスによる症状を、SNSを通じて伝えている。元プロ野球選手の片岡篤史氏は自身のYouTubeに、病院のベッドから自身の弱々しい姿をさらし、体調を説明する動画をアップした。また、Kis-My-Ft2の千賀健永はジャニーズの公式YouTubeチャンネルを通じて、実際に甘いお菓子を食べ、味覚障がいがどのように生じるかを説明してみせた。

 新型コロナウイルスの感染者は日に日に増大しているが、具体的な症状をSNSを通して目の当たりにすると、年齢に限らず感染予防を怠らないことが重要だと改めて分かるだろう。

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