名医が伝授「しなやかさを取り戻す」肩こり解消トレーニング (2/4ページ)
これがステージ3です」(同)
■首や肩のしなやかさを取り戻すストレッチ
さらに頚椎がゆがんで脊髄そのものが圧迫されると、腕の握力が弱まるため、箸を使ったり、服のボタンを止めたりできなくなる。また、足の痺れや排尿障害、内臓機能の低下が起きることもある。この段階が脊髄症といわれるステージ4だ。
「自覚症状がないからといって油断しないでください。突然、ステージ3や4の症状が現れることも」(同)
そこで、あなたの首が健康な状態かどうか、竹谷内氏が考案した頚椎症チェックで試してみよう。
やり方は簡単。後ろに奥さんや同僚など協力者に立ってもらい、両手を伸ばして、あなたの両肩に置いてもらう。協力者は、あなたの肩が動かないように固定する。さて、あなたは首を左右に回して、協力者の顔を見られるだろうか?
左右どちらかしか見えなかった人は、すでに首の動きが悪くなっており、頚椎症の予備軍。首や肩に痛みを覚えたら、ステージ2。手や腕に痺れや痛みがあったら、ステージ3だ。
■首の筋肉を温めることが重要
肩凝りの恐ろしさは分かったが、いくら姿勢に気をつけるよう言われても、長年の癖を直すのは難しい。
「頚椎症を予防するには、首の筋肉を温めることが重要です。そこで、首や肩のしなやかさを取り戻すストレッチを考案しました。どれも簡単ですよ」(同)
著書『頚椎症の名医が教える 竹谷内式首トレ』(徳間書店)から、代表的なものを紹介してもらおう。
「“首の後ろ側”ストレッチは、頭を支える筋肉のうち、首から肩にかけての肩甲拳筋と、背中の僧帽筋上部をほぐします。耳の後ろから肩にかけて伸ばすように心がけてください」(同)
また、頚椎症になると、耳の前側から肩へと続く斜角筋もこわばっていることが多い。それには“首の前側”ストレッチが効果的だ。
「頭を後ろに傾けたとき、肩と鎖骨が上がらないように注意してください」(同)
この2つを続けることで、首の筋肉が復活するという。