名医が伝授「しなやかさを取り戻す」肩こり解消トレーニング (3/4ページ)

日刊大衆

 だが、思わぬ要因が肩凝りを引き起こしていることもある。

「ストレスで交感神経が働くと、首の筋肉が緊張するんです」(同)

 肩や首の痛みで、うがいもできなかったAさん(40代女性)が、このケース。

「ストレスを感じやすいタイプで、無意識のうちに体がこわばっていたみたい。竹谷内先生から、首トレに加えて、毎日の生活に昼寝を取り入れるように言われました。だんだん“体の力を抜く”感覚が分かってきて、首のこわばりがなくなり、凝りや痛みも消えました」

 首の筋肉が柔らかくなったら、姿勢の改善に取り組もう。猫背には“胸の前側”ストレッチが効く。

「手の組み方は自由です。頭を後ろに反らして、胸をしっかり伸ばしましょう」(前出の竹谷内氏)

■“首伸ばし”も効果的

 最後に“首伸ばし”を紹介したい。首の後ろを伸ばしながら頚椎を曲げることで、神経の圧迫を取り除く。腕の痛みや痺れを感じる人に効果的だ。

「両手を後頭部に置き、広げた股の間に頭をグッと押し込んでください。体がぐらつく場合は近くに椅子を置き、手で体を支えてもOKです」(前同)

 こうした首トレにより、長年の苦しみと別れを告げられた人もいる。慢性的な肩凝りで来院したタクシー運転手のBさん(70代男性)も、その一人。

「運転中は左腕が重かったですし、寝ているときも腕と手の痺れで目覚めたほど。原因の一つは運転姿勢にあり、座席の位置を調節するよう言われました」

 同時に首伸ばしのストレッチを勧められたが……。

「改善が遅れたのは、頭の位置が高かったからみたいです。頭の重みで首を伸ばすことを意識してからは、肩凝りや腕の痺れが弱まり、夜もぐっすり眠れるようになりました」(Bさん)

 竹谷内氏によると、パソコンの使い方も肩凝りに影響するという。

「ノートパソコンは、姿勢が前屈みになりやすいんです。特に自宅のダイニングテーブルで作業する方は、うつむきになりがち。パソコンの下に台を置いて画面を高くしてください。

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