浴室で出産、男児を窓から投げ捨てた女が逮捕 「パニックになった」と話す (1/3ページ)
子どもを産んで母親になるというのは素晴らしいことだが、世の中には、産後にどうしてよいか分からず、とんでもない事件を起こしてしまう人がいるようだ。
浴室で出産した男児を窓から投げ捨てたとして、アメリカ・ニューヨーク州警察が母親の女を逮捕したと海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Post』などが10月14日までに報じた。
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記事によると、クイーンズの住宅街で10月11日午前10時頃、「赤ちゃんが捨てられている」と緊急通報が警察に入ったという。警察が駆け付けると、道路上にへその緒が付いた血まみれの男児を発見。血の跡をたどっていくと、目の前の家の壁、浴室の窓まで続いていたそうだ。
警察はこの家に住む23歳の女に事情聴取。女は赤ちゃんを出産し、遺棄したことを認めたそうだ。女の話によると、自宅1階の浴室で男児を出産。自らハサミでへその緒を切り、浴室の窓から男児を投げ捨てたという。
女は、「会社の同僚と一夜限りの関係だった。妊娠してしまったことには気付いてはいたが、赤ちゃんが出てきてしまい、どうしたらよいか分からず、パニックになった」と話しているそうだ。女と男児は病院に搬送され、男児は一命を取り留めたが、現在も重体の模様。女は翌日退院し、第二級殺人未遂など複数の罪で逮捕、起訴されたそうだ。有罪となれば、最大で25年の禁固刑を命じられる可能性があるという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「赤ちゃんをポイ捨て。命を何だと思っているのか? 許せない」「妊娠中にどうするか考える時間はあったはず。バカな女だ」「赤ちゃんは『燃えるゴミ』のように捨ててよいモノではない。命ですよ」「赤ちゃんには何の罪もない。こんな人生のスタートはイヤだ」「女は誰にも相談できずに悩んでいたのかな。かわいそうだ」「こんなニュース聞きたくないね」など様々な声が上がった。
海外には、出産した赤ちゃんを窓から投げ捨てた母親は他にもいる。