普段どおりの整備のはずが、大事の修理に!? (2/3ページ)

イキなクルマで

引用:筆者撮影画像

取り除かれたパーツは、結構状態悪化していました。やはりレジスターとブロアファンの交換自体は行ってよかったと思われます。

引用:筆者撮影画像

新品部品です。よく出る部品のようで、常時在庫があり注文したらその日のうちに入荷したようです。

レジスター1,320円

ブロアファン20,600円くらいです。

とりあえず、元通りに取り付けをして、稼動試験を行います。

さて「稼動試験スタート!」→「症状が同じままです」

これは、困った状況です。最初から原因を調べなおす必要があります。

■ハイエースのエアコン不調の原因をもう一度探る

引用:筆者撮影画像

この車は、既に380,000km走行しています。

ドライバーは、数人入れ替わっているようです。現在乗っているドライバーさんからの報告では、「エアコンをつけたら風が出なくなった」という点と「1から4の調節のうち1しか出なくなった」とのことでした。

そこで筆者は、まずこの380,000km走行のハイエースの整備状況を確認しました。実は、170,000kmほどの時点でブロアファンとレジスターは交換しているとの事です。但し現在380,000kmなので、再度交換しても良い部品であることはわかりました。➡今回の故障原因でないです。

次に複数のドライバーが、入れ替わっているとのことで、他のドライバーさんにも話を伺うことにしました。実はこのハイエースは、最初のころはすごくエアコンも効いて快適であったが、数年前から4調整のうち、1と4しか反応していないことが判明しました。

ドライバーさんのお話を総合すると、「風量調節のスィッチの接点不良」でないかという疑いが浮上しました。

全てのヒューズ切れを確認し、切れていないことがわかりました。 風量調節スィッチを1から4まで順番に動かすと、2.3.4のところでは、リレーが2回「カチっ、カチっ」とします。
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