普段どおりの整備のはずが、大事の修理に!? (1/3ページ)

イキなクルマで

普段どおりの整備のはずが、大事の修理に!?
普段どおりの整備のはずが、大事の修理に!?

いつもお世話になっている大先輩から相談の電話が入りました。「最近急に暑くなってきたので、エアコンを作動させたら風が出てこない」とのこと、さらに風量の調節も1~4まであるうちの1しかでなく、他は全く反応しないとのことでした。

本来であれば、伺って症状を見てから状況判断するのですが、先方も時間がないことから電話からの症状で、一般的な「ブロアファン」と「レジスター」の可能性が高いとお話しました。後日「部品購入したから、交換して」と連絡が入り、交換してみるが「直らず」、あれという結果に。

今回は、「一番重要な車両データやドライバーへの症状の聴取」って、本当に大事であることをお話していきます。

■故障車両の情報等

引用:筆者撮影画像

100系ハイエース 380,000km

第一印象は、結構ボロボロなハイエースだなと感じました。それもそのはず380,000km以上走行していたのです。この時点で、故障の原因特定に不安を感じました。380,000kmといえば、普通はブロアファンやレジスターの交換は行われているだろうと感じるからです。

また今回は、既に部品が来ているとのこと、ドライバーさんがいないので「詳しい聴取」も出来ていないことから、とりあえず部品交換を先にしてしまうことにしました。

■先ずは、新品部品に交換

引用:筆者撮影画像

ハイエースのブロアファンやレジスターは、助手席ダッシュボードの裏側にあります。この部分を分解していきます。この部分のパーツを外してしまえば交換は比較的簡単です。

引用:筆者撮影画像

アンダーカーバー・ダッシュラゲッジ・スピーカーカバーを外すとこんな感じになります。あとは、ステーを外せばブロアファンが交換できます。所要時間30分ほどです。

引用:筆者撮影画像

ブロアファン、レジスターパーツが取り外せました。商用車なのでこういった消耗パーツは比較的簡単に作業できるといえます。

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