楽天、石井一久GM兼監督誕生!「愛されながら強いチームを作る」 (1/2ページ)

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石井一久新監督
石井一久新監督

 東北楽天は、2021年シーズンの新スタッフを発表。今シーズン、チームの指揮を執った三木肇監督が二軍監督に配置転換され、石井一久取締役ゼネラルマネージャーが、新監督を兼務することを決定した。

 立花陽三代表取締役社長は「2021シーズン、東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍監督に、石井一久さんに就任していただくことが決まりましたことをご報告いたします。石井さんは約2年2か月間にわたりゼネラルマネージャーとしてチームを牽引していただきました。来シーズンからはユニフォームを着て、チームを強く成長させていただけたらと考えています。また、今シーズン一軍監督を務めていただいた三木監督には二軍監督として、2021シーズンチームを牽引いただければと思っています」と石井新監督に決定した経緯を説明。

 石井新監督は「立花社長から(監督就任の)話を受けて、しっかりやっていこうと思っています。GMに就任した時から、私の使命はこのチームを常勝チームにすること、また骨太のチームにすることが大事だと肝に銘じてやってきたので、監督になってもそのスタンスは変わらずやっていきたいと思います。また、楽天イーグルスが東北の皆さんに愛されるだけではなく、愛されながら強いチームを作ることが最終的な私の使命だと思っていますので、しっかり覚悟を持って取り組んでいきたいと思います。物事の変化をもたらすときに、勇気や覚悟を持つことはすごく大事なことなので、何を言われようがブレずに邁進していくことが大事だと考えています。このことを、この場で決意表明としてお話したいと思っています。短期的な勝利ももちろん大事ですが、中期的にも底力をつけて、『あの時があったから今がある』と皆さんに言ってもらえるような、魅力的なチームにしていきたいと思っています」と初めて監督に就任する意気込みについて語った。

 石井新監督は引き続き取締役兼GMを兼務することになるため、故・星野仙一元監督に続いて、全権を任された監督となる。監督就任1年目にして2位争いを演じたが、結果的に4位となった三木肇前監督は「今シーズンは監督として自分のめざしていた野球がなかなかできなかったことを心残りに思うと同時に、ファンの皆様の期待にお応えできず、大変申し訳なく思っております。

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