苦戦中の波瑠『リモラブ』“コロナ禍ならでは意欲作”も「…もどかしい!」 (2/2ページ)
■リアルではあるけれど
全体の会話劇やキャストの個性がやわらかで楽しいからこそ、よけいに「これはちょっと?」という「?」が。でも、縄跳びを披露しようとする波瑠はかわいかったし、ああいう緩急が物語の展開には必要だろうし。でも、ああ、なんかもどかしい!
この全体の展開の遅さ、SNSのシーンで感じる、2人だけ楽しんでおいてけぼり食らっている感覚、そしてまさかと思うぐらいの空回りも込みで、コロナ禍における人間関係の課題、リモートでの交流のリアルなのだろう。
さて、11月18日の放送では、ようやく檸檬と草モチがようやくつきあうことになったが、もうひとつのカップル、江口のりこ(40)と及川光博(51)の同級生コンビにも注目。及川光博が「ゆりっぺ」、江口のりこが「肇ちゃん」と互いを呼び合うシーンは萌えポイントだ。
まさに時代が生んだ『#リモラブ』。どう展開するか、ある意味、一番興味深いドラマではある。(カマタノリコ)