ソ連が領海侵犯していると思い込んで15年、実はニシンのオナラだった(スウェーデン) (3/3ページ)
近くに彼らを怖がらせるなにか──例えば腹をすかせたサバの群れや、ロシアのスパイを警戒するスウェーデンの潜水艦がいたら、ニシンが大量のガスを発生させる可能性がある。
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この説を実証するために、ウォールバーグはニシンを持ち込んで、圧力をかけてみた。すると確かに音を発したのだ。海軍で聞かされた音声と比べてみると、その音と完全に一致した。
スウェーデンの領土が、ロシアに侵略される脅威はなかったことがわかったのは良かったが、10年以上も魚のオナラを追いかけて、船舶やヘリを展開していたことは、なんとも悲しい。
追記(2020/11/26)本文を一部修正して再送します。
References:For 15 Years Sweden Thought Enemy Submarines Were Invading Its Territory. It Turned Out To Be Herring Farts | IFLScience/ written by konohazuku / edited by parumo