離乳食作りは毎日のこと。赤ちゃんの食事時間を親子で楽しむため、また赤ちゃんとの時間をたっぷり取ったり家事の負担を減らしたりするためには、離乳食作りの手間を省くことも重要です。「毎日食材を常備して調理するのは大変……」という場合は、次のようなアイテムが便利ですよ。

■離乳食のレシピ本

　レシピ本は、書かれていることを実践するだけなのでとても助かりますよね。でも、内容をよく確認して購入してください。最初は1日1回の離乳食も、成長に伴い1日3回になります。そうなったときに3回分のメニューが載っているか、いくつか載っているレシピから自分で組み合わせる必要があるのか、これだけでも労力が大きく変わります。

　また、離乳食はまとめて作っておけば、冷凍ストックして毎回温めて食べさせることも可能です。そのためにフリージング用の離乳食レシピ本を購入すれば、冷凍の仕方や冷凍保存しない方がよい食材といったことまで確認できますよ。

■シリコン製湯煎スチーマー

　赤ちゃんが食べやすいようにカットした細々野菜を、種類別に煮込むのは大変ですよね。一度に大鍋で煮てしまいたいけれど、後で取り分けるのは大変……。そんな場合は、シリコン製の湯煎スチーマーがオススメ。鍋の中で食材を分けていれることができ、洗って何度も使用できます。紙の出汁パックでも代用可能ですが、これよりも大きな湯煎スチーマーは、大きな野菜を入れたい（後でカットしたい）場合にも重宝します。

■離乳食メーカー

　茹でた野菜などを、まだ食材を噛むことができない赤ちゃんのために細粉したり潰したりするのに役立つ「ハンドブレンダー」は有名ですよね。さらに調理の負担を減らすには、ザク切りにした食材を入れてボタンを押すだけで、刻む・蒸す・切る・混ぜるなどができる離乳食メーカーがオススメ。鍋を使わずに、離乳食を作ることができますよ。

「ここまではこだわって自分で作りたい」「ここは家電に任せたい」というポイントは、ママの気持ちや赤ちゃんの状態によって違うはず。自分にあったお助けアイテムを上手に活用して、毎日の離乳食作りを楽しんでくださいね。

（Nao Kiyota）