新型コロナウイルスついに第3波到来!「終息予測は不可能な段階」 (2/2ページ)
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新型コロナウイルス
特にコロナは密閉されたところでうつりやすいといわれていますから、季節的な影響があるでしょうね」
■いつまで続く?不安な日々
一方、医療統計学を専門とし、予防医学の権威でもある新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、「杜撰な入国制限の緩和に原因がある」と語る。
岡田氏は、第1波の際、独自のシミュレーションに基づき、「新型コロナは5月末にほぼ終息し、6月には感染が終わる」と予測。実際、感染者数は激減した。
「私が第1波で感染終息を予測できたのは、当時、入国制限と緊急事態宣言で人の移動が止まっていたから。いわば、閉じた社会であったからこそ、予測が可能だったわけです」(前同)
しかし、日本政府は10月から新規入国者の受け入れを条件つきで緩和。日本政府観光局は、海外からの訪日客が前月から倍増(2万7400人)したことを公表している。
「加えて、『Go Toトラベル』で人の動きが活発になったことが拍車をかけ、第3波と呼ばれる状況を招いたのは明らかです。また、沖縄の報道によれば、米軍基地の軍人や、その家族などは日本の検疫を通らずに出入国していたとのこと。直接証明するデータはありませんが、私は個人的に駐留米軍の影響も疑っています」(同)
今の国内の状況が続く限り、感染の拡大は止まらない。残念ながら、少なくとも数週間単位で光明が見えることはなさそうだ。
「日本が閉じた社会ではなくなったことで、新型コロナウイルスの終息は、もはや予測が不可能な段階になったと言えます」(同)
ただ岡田氏は、100年前に世界的なパンデミックとなった「スペイン風邪」が3年にわたって再発を繰り返した後、自然消滅したことに着目する。「新型コロナウイルスも、それと同じ運命をたどるのかもしれません」(同)
“ウィズ・コロナ”の時代は当分続くのかもしれない。
現在発売中の『週刊大衆』12月14日号では、欧州を中心に猛威を振るう致死率アップの変異型コロナについてや、食事中の感染予防法など、新型コロナウイルスについて大特集している。