NHK朝ドラ『エール』ついに終幕!MVP級「古川琴音と中村蒼」2人の高評価のワケ (3/3ページ)
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朝ドラ主人公の子ども役は、13年『ごちそうさん』の菅田将暉(27)『あさが来た』の小芝風花(23)『わろてんか』の成田凌(27)らを輩出してきた人気俳優の登竜門だが、『エール』で見事な存在感を見せた古川、これに続く可能性は高いだろう。
そして『エール』でもう1人、ブレイク俳優を挙げるなら、文句なしで中村蒼(30)だろう。2005年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、デビュー。映画『東京難民』に主演、ドラマ『赤ひげ』(NHKBSプレミアム)で準主役の保本役を演じるなど数多くの作品で活躍していたが、今回の『エール』は彼の代表作になったはずだ。
■中村蒼は無骨な個性を発揮
物語前半から主人公の裕一を叱咤激励し続けた大将こと鉄男は、優しさと強さに満ちた、芯の強い男でファン人気も高い。ツイッターにも「鉄男ラブ」「推しは鉄男です」といった鉄男ファンからのコメントがあふれているが、「いつにも増して中村蒼さんみ強い。鉄男好きだったなあ」「鉄男の人物像が中村蒼さんの中にしっかりとあったんだろうな、鉄男が中村蒼さんでよかった」というコメントもあり、まさにハマり役だったようだ。
中村は今年ちょうど30歳。三十路を迎え、その芝居に脂が乗ってきており、『エール』をステップに実力派俳優としての階段を一気に駆けあがりそうだ。
気弱な裕一とバイタリティあふれるその妻、音という個性的なコンビを軸に置いた『エール』だったが、そのことで浮ついた感じがしなかったのは、華や鉄男といった人間味あふれる脇役がしっかり物語を支えていたからだ。古川琴音と中村蒼、俳優2人の今後の活躍に期待したい。