余命わずかな愛犬の為、最後にもう一度大好きだった雪を見せたい。その願いがSNSユーザーの協力で叶えられる(カナダ) (1/4ページ)
最後にもう一度だけ愛犬に雪を見せたい image credit:Town of Bancroft/Facebook
命は等しく限りがある。誰だっていつか必ず終わりを迎える。人間も動物もみな同様だ。それがわかっているからこそ、命の続く限りは苦楽を共にし、たくさんの思い出を作っていくのだ。
これは、カナダで暮らしていた飼い主と犬の物語である。飼い主は余命いくばくもない愛犬に、大好きだった雪を最後にもう一度見せてあげたいと思った。
Facebookで雪のある場所を尋ねたところ、親切な人々の協力を得て、運よく見つけることができた。そしてついに、愛犬に雪をみせることができたのだ。
・最後に愛犬に雪を見せてやりたい
11月19日、カナダのオンタリオ州クインテに住むジョディ―・マーサーさんは、愛犬マイリードが余命いくばくもないことを知り、雪が大好きな愛犬のために最後にもう一度雪を見せてあげたいと、Facebookに「雪が降っている地域を探している」と書き込みをした。
その書き込みを見た同州バンクロフトの町の管理人は、「ここでは雪が降っていますよ」とマーサ―さんに返信。
それを見たマーサ―さんは、すぐに車にマイリードを乗せ、100km以上離れたバンクロフトの町へ走った。
・愛犬、雪に大喜び
2時間後、バンクロフトに連れてきてもらったマイリードは、雪を目の前にして大喜びしたようだ。
その様子は、バンクロフトのFacebookアカウントでもシェアされ、「マーサ―さんに協力することができて嬉しい」と綴られた。