新型コロナとインフルの“W流行”に備えて注目されている食品とは? (1/2ページ)

アサジョ

新型コロナとインフルの“W流行”に備えて注目されている食品とは?

 朝晩、グッと冷え込んできましたね。この冬は従来のインフルエンザに加え、新型コロナウイルスもあってダブルの注意が必要といわれています。対策のための免疫力を意識しているからか、多くの人が“健康のための食品”に注目しているようです。

■「納豆」は外せない食品

 今年の春夏、コロナ禍の影響で人々の食への関心は健康一色となりました。日本生活協同組合連合会が2020年7月に実施した『新型コロナウイルス感染症についてのアンケート第3弾』で、現在食生活で気を付けていること・意識していることを聞いたところ、「栄養バランスを心がける」が最も多い76.2%となり、次いで「発酵食品(納豆、みそ、ヨーグルト、キムチなど)をとる」(61.0%)、「野菜やきのこ類をとる」(58.3%)という結果となりました。

 また、敷島製パンが2020年9月、『緊急事態宣言および外出自粛期間を経た生活者の意識や食の変化に関するアンケート』調査を全国の20~60代の男女400名を対象に実施したところ、新しく挑戦したレシピについては「フレンチトースト」「納豆トースト」「ピザトースト」が挙がっており、このご時勢で納豆人気が顕著となっていたようです。

「すぐわかる免疫力の高め方」(主婦の友社刊)によると、納豆は腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれているため、腸の免疫細胞を活性化させて免疫力アップに有効に働くそう。日常的に取り入れやすい食品ですし、すぐに取り掛かることのできるダブル対策といえそうですね。

■近年注目の成分が入った市販ドリンクにも注目

 冬に向けてチェックしたいのが、注目のサポート成分入りのドリンク。例えば、大塚製薬の新ブランド“ボディメンテ”の「乳酸菌B240」。これは、タイ北部で伝統的に食されている発酵茶「ミヤン」から発見された植物由来の乳酸菌で、体調管理をサポートする働きが確認されていることから脚光を浴びているようです。

 免疫には、実際にウイルスが体内に侵入した際に対抗する「全身免疫」と、粘膜にウイルスが着いたときに感染しにくくする「粘膜免疫」がありますが、乳酸菌B240は、腸壁や呼吸器において分泌される免疫細胞の産生を促す効果が期待できるとか。風邪などをひきやすいこの季節、ぜひ取り入れたい成分ですね。

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