聖人君子のウラの顔?綏靖天皇の「食人趣味」は本当か、説話「神道集」の伝承を紹介 (4/4ページ)

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常に庶民の声を聴き、寄り添い続けた綏靖天皇(イメージ)。

もし、綏靖天皇が朝と夕方に7人ずつ「聞食」していたとするなら、この場合は彼らの肉を食べていたのではなく、「7人からそれぞれ意見を傾聴して、施政の参考にしていた」と考えた方が自然ではないでしょうか。

一生懸命に民衆の意見を聞き入れていたら、いつしか彼らを喰い殺していたことにされてしまった(かも知れない)綏靖天皇……真相の究明にはまだ時間がかかりそうですが、その事績がなるべく善意に評価されることを願っています。

※参考文献:
平野邦雄ら監修『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館、2010年11月
西尾光一ら編『中世説話集 古今著聞集・発心集・神道集』角川書店、1977年5月

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