コロナ禍の今。「一人の時間」を確保するべき理由 (3/5ページ)
◇アメリカ人の3分の1は「内向型」
ちなみに、この外向性と内向性の人口比率ですが、これは、何も日本人だけに限りません。
著書『内向型人間のすごい力』などを書いたスーザン・ケインによれば、社交的で自己主張が激しい外向型のイメージがあるアメリカ人であっても、実際にはその3分の1以上が内気でシャイな内向型人間なのだそうです。
アップルコンピューターをスティーブ・ジョブズと共に開発したスティーブ・ウォズニアックも、マイクロソフト社を起業したビル・ゲイツも内向型人間でした。
■人間は内向的・外向的行動を使い分けている
そして、極端な内向性人間もいなければ、極端な外向性人間もいません。大体、「どちらかといえば内向的」「どちらかといえば外向的」という位置付けになります。
例えば、友達と大勢でバーベキューをやるより、家で静かに本を読んで考えにふけるのが好きという女性がいたとしましょう。
そういう人は内向的ではあるといえますが、そんな彼女も365日ずっと家に引きこもっているわけではありません。仕事のために外出をし、時にはグループワークをすることもあるでしょう。
得意・不得意などがあるにしても、私たちは日常生活において、場面に応じて、無意識に内向的・外向的行動を使い分けているものです。
もし、「私は内向的人間なので、家の外には絶対に一歩も出られない」という人がいたとしたら、それは病院への受診が必要になるかもしれません。
つまり、内向的であるからといって、それが他人とのコミュニケーション力がないことを意味するわけではないし、ましてや、恋愛や結婚ができないということでもないのです。
また、「一人が好き」と言っている人が、必ずしも内向的ということでもありません。
■内向的な人が向いている仕事とは
もちろん仕事の内容によっては、外向的である人が向いているものもあります。営業職とかは口下手では困る場面もありますから。