コロナ禍の今。「一人の時間」を確保するべき理由 (1/5ページ)
「一人でいるのが好き」と言うと、周囲から変な偏見の目で見られることがあります。
「あの人は、内向的で、人との交流もせずに、家にこもってゲームや読書ばかりしているのだろう」と。
もちろん、中には、そういうタイプの人間もいるでしょう。しかし、それは一部であって全部ではありません。
それでもまだプライベートで「一人が好き」と言うだけなら、誰に迷惑をかけているわけでもないので問題視されません。
しかし、仕事場などで「私は一人で仕事する方が向いてます」ということを表立って発言してしまうと、「あの人は協調性がない」「チームワークに向かない」などとレッテルを貼られることが多いです。
仲間外れなど職場いじめの対象にされたり、やりがいのある仕事を回してもらえないというデメリットが発生したりするかもしれません。
今回は「一人が好き」という志向性から、人間の外向・内向について考えてみましょう。
■「一人が好き」という言葉から生じる誤解
「一人でいることが好き」や「一人で仕事する方がはかどる」というものは、実際はその人の能力とは関係ありません。あくまで性格的な志向性の問題です。
また、「一人が好き」というのは、「誰かと一緒にいると苦痛」とは同義語ではありません。ましてや、「一人で仕事するのが好き」だからといって、仕事において他の誰とも交流をしないわけでもありません。
にも関わらず、どうしても「一人が好き」系の発言は、周囲から大きな誤解を受けやすいことは確かです。
人間は社会的な動物です。誰とも関わらず、単独で生きていけるものではありませんし、人との関わりの中で物理的にも心理的にも相互の恩恵を受けながら生きていくものです。
一人一人はひ弱な人間でも、力を結集すれば大きな物事を成し遂げられるということ自体は誰も否定しないでしょう。
しかし、学校でも職場でも、あまりに、この「チームワーク偏重主義」になりすぎると、いろいろと弊害が発生していくことになります。