【最新の補聴器販売動向】コロナ禍で変化の兆し。充電式補聴器がシェアを拡大中。耳あな型にも再び脚光が。 (3/6ページ)
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補聴器
ワイデックスにおけるシェアをみると、2019年7〜9月には、約16%だった充電式補聴器のシェアは、2020年7〜9月には、約22%へと上昇しています。2020年9月単月ではそのシェアは約26%となります。
充電補聴器の空気電池を購入するために補聴器店に出掛ける必要がないというメリットが、コロナ禍での外出自粛や濃厚接触の回避という状況にマッチしていることもシェア拡大の大きな要因だといえそうです。
一般社団法人日本補聴器工業会の補聴器出荷台数のデータでも、充電補聴器にユーザーの人気が集まっていることが伺えます。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2Nzk5NiMyNTkyNTkjNjc5OTZfcG5iVVBacmVDeC5qcGc.jpg ]
■マスク着用で耳あな型に人気の兆し
ここ数年の補聴器のトレンドとしては、「できるだけ目立ちたくない」「わざわざ耳型を採取する手間がいらない」というユーザーのニーズに応えることのできる、RICタイプというコンパクトな耳かけ型が大きなシェアを持つようになっていました。
しかし、コロナ禍で、その傾向にも変化が表れています。ここ数カ月で耳あな型のシェアが拡大傾向となっていることです。RICが登場しシェアを拡大するまでは、使う人の耳の穴の型を採取してオーダーメイドで製作する耳あな型が「目立たない補聴器を使いたい」という人たちの支持を集めていました。
今回、再び耳あな型のシェアが大きくなっている要因としては、マスク着用時の利便性が挙げられます。マスクを着け外しする際に、耳かけ型補聴器の場合は、マスクに引っかかって外れたり、ずれてしまったりすることが多く、耳の穴にすっぽり収まってしまう耳あな型の方が使いやすさの点で優位に立っているようです。