思ってたより近かった。超大質量ブラックホールはこれまで想定されていたよりも地球に近いことが判明(日本) (2/3ページ)

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 その反対に、350年前に爆発した「こぎつね座CK星」はずっと遠くにあったことが判明した。それは1670年に観測された爆発が見た目以上に明るく、激しいものだったということを意味している。

 このように測定された距離が正確でないと、分析する際の前提まで正確でなくなってしまうために、現象の正しい理解を阻むことになってしまう。

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いて座A*(中央)image by:NASA

・2300キロ級に匹敵する電波望遠鏡で測定

 今回の天の川の新マップは、日本の国立天文台が推進する「VERAプロジェクト」の成果だ。

 プロジェクトの目的は、精密な銀河系3次元マップを作成することだ。水沢局(岩手県奥州市水沢区)、入来局(鹿児島県薩摩川内市入来町)、小笠原局(東京都小笠原村父島)、石垣島局(沖縄県石垣市)に設置された口径20メートルの電波望遠鏡を連携させ、2300キロ級のアンテナに匹敵する観測性能を実現。

 年間を通して観測し、地球の公転によって生じる年周視差(parallax)から従来の100倍の精度で天体の距離や運動を測定する。
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