ヒロシ流!「寒い季節だけの魅力」初めての「冬のソロキャンプ」 (2/4ページ)

日刊大衆

■わびさびを強く感じられる季節が冬

 また、ヒロシ氏は人間は年齢を重ねることで、価値観が変わるのも大きいのではないかと言う。

「若い頃は街に憧れるじゃないですか。だから、僕も田舎から東京に出てきた。たとえば、もし当時の僕が枯れ葉を見ても、なんとも思わなかったでしょう。でも、だんだん、おじさんになってくると街がうっとうしくなってきて、逆に枯れ葉に惹かれるようになった。“わびさび”みたいなものが分かってきたんですね」

 そのわびさびを強く感じられる季節が冬である。キャンプは夏のレジャーだという印象もあるが、人と距離を置くという面でも、実は冬が絶好の季節なのだ。人との接触が少ないキャンプ場を好むヒロシ氏は、こう力説する。

「夏に比べたら、人が断然少ないのが冬キャンプの魅力です。ブームになって、今後はもう少し増えるかもしれないですが……」

「焚き火会」という、ヒロシ氏も属するソロキャンパー芸人のグループがある。ソロキャンプなのにグループというのは矛盾するようだが、彼らは同じ場所に行っても、別々に行動する。その「焚き火会」の一員で、“野外料理研究家”であるベアーズ島田キャンプ氏は、風景がクリアに見えることも冬キャンプの良さだという。

「空気が澄んでいて、たとえば富士山の見え方も、全然違います」(島田氏)

「冬は星もキレイですしね」(ヒロシ氏)

 寒い季節にしか見られない、美しい自然の風景が見られるのだ。

■冬のソロキャンプは防寒対策をしっかりやれば苦ではない

 冬のキャンプ場は氷点下の寒さとなる。そこで必須なのは防寒対策であり、起きているときは焚き火、寝ているときは寝袋で暖を取ることになる。

 ヒロシ氏は、初めて冬キャンプに行った際、寝袋で痛い目にあったとか。

「ネットで、聞いたことのないブランドの“マイナス35度まで対応”という寝袋を7000円ぐらいで売っていたので、安いからとそれを買って持っていったんです。

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