要注意! お見舞いで「シクラメン」を贈るのがNGな理由
冬の始まりから春先まで次々と花を咲かせ続ける人気の鉢物、シクラメン。「冬の鉢花の女王」とも呼ばれています。
そんなシクラメンの花言葉は、「遠慮」や「内気」、「はにかみ」「気後れ」など、ちょっと恥ずかしがっているような内容ばかり。
今回は、色ごとで違うシクラメの花言葉をまとめたので参考にしてみてください。
■シクラメンってどんな花?
シクラメンは、地中海沿岸が原産地とされています。
花名の言語はギリシャ語で、「円」や「螺旋形の」という意味の「のキクロス」からきてが由来しておおり、花が落ち、種ができると茎が螺旋状に丸まることから名付けられたそうです。
◇別名は「カガリビバナ」「ブタノマンジュウ」
別名は、反り返って上を向いた花びらが篝火(かがりび)のように見えることから、「カガリビバナ(篝火花)」。
また、シクラメンの球根を放し飼いの豚が食べてしまうことから、「ブタノマンジュウ(豚のまんじゅう)」など、意外な名前が付いています。
英名も“sow bread”も「雌豚のパン」という意味です。日本でこの名前だとなかなか売れなさそうですね。
◇出回り期が長く買い求めやすい
サクラソウ科シクラメン属の球根植物で、花弁の長さは2~3cmのミニ品種、5~6cmもある大輪種まで大きさはさまざま。
色は従来の赤やピンク、白だけでなく、花弁に色が入る覆輪種、色変わりする品種などもあります。葉が卵形やハート形なのもかわいいですね。
開花期は、10月~翌年の4月までと長く、花もちは5~7日程度ですが、次々と花が咲きます。
出回り期は11月~3月と長いので買い求めやすく、比較的出回る花の種類が少なくなる年末年始シーズンに重宝され、種類や色も多く花期も長いので、毎年どのシクラメンを買おうか楽しみにしている人も多いです。
■お見舞いや退院祝いに贈るのは避ける
シクラメンはそのかわいらしい花姿から、プレゼントに選びやすい花ではあります。
しかし、鉢植えは「根付く」は「寝付く」という意味を連想させます。
また、シクラメンは「死」や「苦」も連想させるので、お見舞いや退院祝いの花として贈るのは避けた方が無難でしょう。
■色別にひも解くシクラメンの花言葉
シクラメンは、赤、白、ピンクがあり、それぞれに花言葉の持つ意味やイメージも違います。
◇赤いシクラメンは「嫉妬」
この花言葉は、赤い花の反り返った花びらが炎に見えることから、燃え上がる嫉妬心を連想したものとされています。
確かに、別名の「カガリビバナ(篝火花)」も炎のイメージからきていますよね。
大切な人へ意味を込めて贈りたい場合には、少し注意が必要かもしれません。
◇ピンクのシクラメンは「恥ずかしがり屋」
シクラメンの特徴的な花びらが、恥ずかしさでうつむいているように見えるため「恥ずかしがり屋」とされています。
その昔、ソロモン王が王冠に花のデザインを取り入れようとさまざまな花に相談するも、ことごとく断られてしまい、唯一承諾してくれたシクラメンにお礼を言うと、シクラメンが照れて下を向いてしまったという伝説もあります。
他にも「憧れ」「内気」「はにかみ」という花言葉もあります。
憧れの人に、内気な自分の気持ちを伝えるのにはちょうど良いかもしれません。
冬の間長く花を咲かせるので、見る度に自分のことを思い出してもらえたら、うれしいですね。
◇白いシクラメンは「清純」
他の色では、「嫉妬」や「恥ずかしがり屋」など、ちょっと贈りづらい花言葉がありますが、白は、色のイメージのまま「純粋」です。
一番贈りやすい花言葉かもしれません。どの色にするか迷った時、花言葉の意味を意識する人は白を選ぶといいかもしれませんね。
■長く楽しめるシクラメンの鉢植えは喜ばれるはず
初冬から春先までたくさん花を咲かせて楽しませてくれるシクラメン。
冬を彩る花として人気も高く、長持ちするので、贈ると喜んでくれる人も多い花でしょう。
ただ、紹介した通り、シクラメンの鉢植えは「根付く」は「寝付く」という意味や「死」「苦」を連想させるため、お見舞いや退院祝いの贈り物として選ぶのは避けた方が無難でしょう。
シーンを配慮しながら、贈る人に喜んでもらえる色や大きさのシクラメンを選んでくださいね。
■シチュエーションに合わせた花言葉もチェック!
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(さかもとみき)
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