島原鉄道「赤字ペン」完売!日清食品、赤城乳業、広島県も“自虐PR”で喝采 (2/2ページ)
」、「(子供の男女のマスコットキャラクターに)『名前あったのか』、とよく言われる。」、「ガリガリ君」があまりにも有名な赤城乳業のみかんアイスキャンディー「ガツン、とみかん」の「ガリガリ君より売れてないのに20周年」などだ。
17年には日清食品から、カップヌードル・どん兵衛・UFOでかつて販売したけど売れなかったバージョンを「存在をなかったことにしたい“黒歴史”がある」との自虐風のコピーで紹介。「日清の黒歴史トリオ(サマーヌードル・だし天茶うどん・熱帯U.F.O.)」として売り出したこともある。
うそ、大げさ、まぎらわしいといった広告が問題視される時代だからこそ、こうした企業の“本音”が消費者の心をくすぐるのだろう。
(猫間滋)