振付師・FUMIHITOが感じた「探究心が湧くユニット曲の魅力」乃木坂46ユニットの魅力を語ろう! (4/4ページ)

日刊大衆

『A nother Ghost』は曲から氷のようにハードなダンスをイメージして作ったんです。ダンスシーンの撮影場所が地獄のような寒さでしたが、3人とも完璧なダンスを見せてくれて。「プロだな」と思って涙が出ました。

――その後、飛鳥さんセンター曲の『ジコチューで行こう!』と『Route 246』の振りも担当されました。

 飛鳥ちゃんは成長しましたね。特に表情の作り方がうまいんです。僕が「疲れていると思うけど、表情を頑張ってほしい」とお願いしたら、「仰せの通り、頑張ります」と言って素晴らしい表情を見せてくれました。

――センターの活かし方は考えますか?

 ユニットでも選抜でもセンターを特別視していないんです。端の端まで見て、できていない子は置いていかないように声をかけます。そうじゃないとセンターも活きない。僕は乃木坂46のみんなが大好きなんですよ。

――接していく中で愛着が生まれたんでしょうか?

 次第に自分の娘のような感覚になってきましたね。乃木坂46の子たちは礼儀正しくて、言われたことはきっちりやる。いままで出会ったアーティストで一番優秀かもしれません。卒業するメンバーも増えましたが、4期生の子たちは先輩たちがやってきたことを守っているから優秀なんです。最近も4期生のビシッとした挨拶に恐縮しながら帰りましたから(笑)。

(EX大衆2020年12月号「乃木坂46ユニットの魅力を語ろう!」FUMIHITO) 取材・文●大貫真之介

●FUMIHITO(田中文人)1968年生まれ、兵庫県出身。TVCMやファッションショーの振り付け・ポージング指導を行なう一方、2014年発売の『孤独兄弟』を機に乃木坂46でも数多くの楽曲の振り付けを手掛けるようになった。乃木坂46メンバーからは通称「ふみちゃん」と呼ばれている。

「振付師・FUMIHITOが感じた「探究心が湧くユニット曲の魅力」乃木坂46ユニットの魅力を語ろう!」のページです。デイリーニュースオンラインは、白石麻衣乃木坂46エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る