サウロンの目のようだ。太陽の黒点が史上最高の高解像度で撮影される (2/3ページ)

カラパイア



1
NSO/AURA/NSF

・地球に影響する太陽活動

 アメリカ国立太陽天文台のFriedrich Woger氏は、「我々物理学者は、モデルを使って太陽で観測される現象を予測するために、観察結果とモデルを比較します。全体的にはそうしたモデルはとてもよくできていますが、細部が肝心なのです」と語る。

 「観察結果は、予想通りのものでしたが、細かい部分は違っており、画像は内部プロセスを詳細に明かしてくれています。」

 こうしたことが大切なのは、それによって予測モデルの精度を改善できるからだ。 

 日頃から私たちの地球を明るく照らしてくれている太陽だが、それだけでなく太陽風・コロナガスの噴出・太陽フレアといった活動もまた地球に干渉し、それはときに社会に混乱をもたらす。

 たとえば1972年8月7日、大型の太陽嵐が発生し、地上で激しい磁気嵐が吹き荒れたおかげで、電波や通信ネットワーク、電力システムなどの障害が現実に起きている。

 事前に太陽の活動を予測し、万が一に備えられるような体制作りが重要なのはそうしたわけだ。過去20年にわたり、太陽活動の背景にあるプロセスの解明が試みられてきたが、道はまだ半ばだ。
「サウロンの目のようだ。太陽の黒点が史上最高の高解像度で撮影される」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る