蒼井優がひとりレバニラをツマミにビールをたしなむ庶民派中華チェーンとは? (4/4ページ)
拙著『名門高校 青春グルメ』(辰巳出版)でも紹介した。
■町中華も餃子も好き
結婚を機に東中野は離れたようだが、蒼井もむろん、交際時には山ちゃん宅にも人目を忍んで訪れたろう。もともと行きつけのフィットネスジムがあった、とも報道されている。ということは、十番やMOSESの味を未来の夫と堪能した可能性はある。およそ一人ビールとレバニラで息抜きするなら、ぼくも十番を選びたい。ただ、十番の味がデフォルトになってしまうと、日高屋が辛くなるが……。
かく言うぼくは今夜も日高屋のお世話になった。再びの新型コロナ感染者増大による自粛で、酒類を提供するチェーンがなくなった。あっても22時までという、日高屋が最も遅い部類だからだ。そして、偶然レバニラでビールを飲んだ。ぶっちゃけを言えば、『TOKIOカケル』でのコメントはその場で検索して知ったのだ。なんとも侘しい偶然である。
蒼井は今年1月17日放映の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で高橋一生とともに、なすカレーやドラゴン炒飯で知られる赤坂の珉珉(みんみん)を訪れていたし、町中華好きとは知っていた。今年3月28日放映の『豪華俳優が本気で食べたいグルメ争奪戦! FNS春の祭典2020』(フジテレビ系)でも、製造日を含め4日間しか保存ができないという、宮崎・都城のぎょうざの丸岡のお取り寄せを紹介したらしい。蒼井は福岡市出身(ちなみに名門進学校の筑紫女学園中卒)なので、丸岡の餃子に馴染みもあるのだろう。
ぼくは4年前に九州にひと月ほど滞在し、都城も訪ねたが、生憎の暴風雨に妨げられ、チェックイン後は深夜まで部屋から出られず、ローカル食をほとんど味わえなかった。丸岡はテイクアウト専門で、夕方前には売り切れてしまうと後で聞いた。翌朝は早くに移動予定だったので、悔しい思いをした。お取り寄せすればいいと言っても、さすがに1パック買うのに、1500円も送料はかけられない……。
そんな出来事にも彼女とのニアミスを感じてしまうのだ。やっぱり自分と彼女の唯一の接点は日高屋のレバニラ。十番や珉珉には逆立ちしたって勝てない、いつものレバニラ……。そして、ぼくと違い、もう彼女が日高屋で一人放電することもなかろう……。
もっとも、日高屋ではレバニラは上出来の部類のメニュー。ややレバーに臭みはあるし、ニラの量がメニューの写真とは段違いに少ないが、ともかく味が濃く、ビールががぶがぶ進むのは保証できる。サクッと独り酒には打ってつけのアイテムなのだ。
(取材・文=鈴木隆祐)