『35歳の少女』クソ過ぎる最終回で全てが台無し「なんだこれ…」

まいじつ

『35歳の少女』クソ過ぎる最終回で全てが台無し「なんだこれ…」

「見ると鬱になる」と、カルト的な人気を博した柴咲コウ主演ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)。しかし第10話・最終回で、あまりにもご都合主義な展開が起こり、ファンをがっかりさせてしまったようだ。

同作の主人公・望美(柴咲)は、1995年に不慮の事故で突然長い眠りについた10歳の少女。25年が経過して目覚めた時には、周りの人も環境も、そして自分自身もまるで変わっていた…というストーリーだ。

25年の間に、両親の多恵と進次(鈴木保奈美、田中哲司)が離婚、妹の愛美(橋本愛)は絶縁状態、初恋相手・結人(坂口健太郎)は、夢だった教師になるも、教え子が自殺したショックで退職してしまっているなど、暗い設定がこれでもかというほどテンコ盛りになっている。

9話目までの展開は、愛美が同僚の彼氏に裏切られて無職に。進次は再婚先でも家庭崩壊して、さらにリストラにもあってしまう。望美は家族や結人と絶縁し、新興宗教の教祖のようになって、ユーチューバーもどきのことをやり始める。そして多恵は死んでしまった。

『35歳の少女』にハッピーエンドを求める人も多かったけど…

どうしようもないほど不幸のどん底に落ちたが、なんと最終回では突然、すべてがいい方向に転がりはじめたのだ。まず、望美の家族は仲よしに戻り、望美は夢だったアナウンサーになることに。愛美もコンペで賞を獲って、夢だったグラフィックデザイナーになれた。進次は再婚先の家庭が円満となり、夢だった一級建築士を目指す。結人は赴任先の学校のイジメ問題を見事に解決した。

するとこのあまりにもな展開に、視聴者からは

《とんだ茶番を見せられたな…》
《なんだこれ》
《ハッピーエンド希望だったけど、こんなんじゃない!》
《最終回が1番見なくても良い回だった》
《ある意味いつもの遊川作品らしい終わり方だったな。最後の最後に本人が飽きちゃって「もうハッピーエンドでいいや」と適当にまとめた感じ》

といった呆れ声があがっている。

ドラマの脚本を務めた遊川和彦氏は、これまでに朝ドラ『純と愛』(NHK)などを作ってきたクセの強い作家。今回も、遊川節が炸裂したと言えるだろう。

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