企業規模・業種ごとのストレス悪化パターンを分析~ストレスチェック30万件データ調査~ (3/5ページ)

バリュープレス



② 心身疲労型ストレスパターン
業務特性柄、物理的に厳しい労働環境がある業種に発生しやすいパターンです。業務による身体的な負担に加え、昔ながらの職人気質な風土から、褒めてもらう機会が少なかったり、時に厳しい言動がなされたりすることで、心理的ストレスが発生しやすいと思われます。心身のリフレッシュ目的のものを含め、業務環境や休暇制度を整備すること、ラインケアやコミュニケーション教育を進めることで職場風土を改善していくことが重要だと言えるでしょう。

③ 働きがい不明瞭型ストレスパターン
バリューチェーンが幅広く、業務の全体像が見えにくい業種で発生しやすいパターンです。担当業務の意味が見えにくく、働きがいが感じにくかったり、希望外の業務にアサインされることで仕事の適性感や技能の活用感が得にくかったりすることで、心理的ストレスが発生している可能性があります。管理職が部下のキャリア観を把握した上で担当業務を設計する、業務アサイン時にアサインの意図や期待を伝えるなど、マネジメントの質向上が重要だと言えるでしょう。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMxODI0MiMyNjAzOTAjMTgyNDJfWHFTcGJ3a1hnTC5wbmc.png ]

業務特性や企業風土を踏まえた職場改善活動が重要

以前、ピースマインドが実施した「はたらく人が抱えるストレスに伴う経済的損失調査」(2020年10月2日プレスリリース参照)でもご紹介した通り、ストレスは大きな経済的損失を生むものであることから、企業として従業員のストレス状況を改善することは、重要な経営テーマであると言えます。今回ご紹介した心理的ストレス反応発生のパターンは、全パターンを網羅したものではありませんが、心理的ストレス発生の背後には、業種特有の風土・文化や、業務自体の特性が影響している可能性が示唆されています。
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