140円で1035.4キロの列車旅!大晦日「終夜運転」で出かける“超大回り”を徹底解説 (1/2ページ)
「初詣の混雑を避けてもらうための工夫を」
東京都の小池百合子知事がこう呼びかけたのは12月16日。この日、小池知事は神奈川、千葉、埼玉の知事と連携を取って、首都圏の鉄道会社に大晦日の「終夜運転」を中止するよう要請した。このニュースに一部の鉄道ファンから悲鳴があがっているという。
以前、本サイトで紹介した、首都圏や関西圏など全国5か所のJRの「大都市近郊区間」と呼ばれるエリアで使える“大回り”と呼ばれる乗車の裏ワザ。これは同一エリア内に限り、どんなに遠回りしても同じ駅・区間を通らなければ運賃は最短距離で計算されるというものだ。
例えば、この方法を使うと首都圏なら140円きっぷで700キロ以上の移動が可能なわけだが、大晦日〜元日に限定すれば、1035.4キロの“超大回り”が可能となる。なぜそんなことが可能かというと、12月31日深夜〜1月1日早朝にかけてJRは首都圏の一部路線で終日運行を行うからだ。
きっぷは「途中駅で改札を出なければ、始発〜終電まで有効」なため、首都圏の大都市近郊区間は事実上2日間使えるのだ。
この1035.4キロの最長ルートの出発駅と最終到着駅は、常磐線の新松戸駅〜馬橋駅(どちらも千葉県松戸市)。本来なら1.6キロ、わずか2分で到着する距離だが、超大回りでは以下のルートで目的地に向かう。