書き間違う人も多い。「厚顔無恥」の正しい意味 (5/5ページ)
以下の他に、「奥ゆかしい」「しおらしい」「慎ましい」「謙虚な」「控えめな」「分別のある」「わきまえた」なども、「厚顔無恥」の反対語として使えます。
◇「平身低頭」
「へいしんていとう」と読みます。
「ひれ伏して頭を低くして恐れ入る、謝る」「ぺこぺこする」という意味です。
☆例文
・彼はいつも平身低頭しているが、実はなかなかの策士かもしれない。
◇「腰が低い」
人に対して威張らず、謙虚で控えめであることを指します。
「腰が高い」の対義語ですが、「厚かましい」「図々しい」の対義語としても使えます。「頭が低い」も同じ意味です。
☆例文
・あの先生は、偉い方なのにいつも腰が低くて、こちらまで恐縮してしまいますね。
■ネガティブな言葉も使いようではビジネスに生かせる
いかがでしたか? 「厚顔無恥」のようなネガティブな言葉は、一見ビジネスシーンで使う機会は少なそうですよね。
しかし、場面ごとの用例で最後に示したように、交渉事などで「いくら私が厚顔無恥でも」と使えば、相手にとっては「そんな依頼をなさるのは、私を厚顔無恥な人間だとでもお思いですか?」と言われたのと同じこと。先方も、それ以上強く押し通そうとはしないでしょう。
案外、覚えておくと便利な使い方ができる言葉でもあります。自身の言葉の引き出しに加えておいても損はないでしょう。
(前田めぐる)
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