あわや大惨事の電波塔倒壊未遂事件、朝日新聞に届いた脅迫状と新興宗教団体との深い関連とは【未解決事件ファイル】 (1/2ページ)

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 2003年5月14日、香川県高松市の朝日新聞高松支局に謎の脅迫状が届いた。内容は「警告、パナウェーブ研究所の報道を中止せよ。五色台山中RNC電波塔のナットを外した。次は倒す」といったもので、警察が捜査したところ、実際に香川県防災行政無線青峰中継局の電波塔で、ボルトやナット10数個が外されているのが発見されたという。この事件が起きる5年前にも、同じ香川県で電波塔が何者かに倒される事件が発生しており、関連性が疑われたが、結局2020年12月現在も犯人は捕まっていない。

 脅迫状はA4判の便箋1枚に、黒のボールペンで手書きされており、消印は高松市内の郵便局だった。差出人は不明で、切手も貼られていなかったそうだ。香川県警は5年前に同県坂出市で発生し、未解決のままとなっていた電波塔倒壊事件との関連も含めて捜査を開始した。しかし、有力な目撃証言は得られず、捜査は早々に難航。結局、坂出の事件も含めて未解決のまま、事件から3年後に時効を迎えることになった。

 一体、誰が何のために事件を起こしたのだろうか?最も有力な容疑者像として警察にマークされていたのは、脅迫状にもあるパナウェーブ研究所の関係者だったという。この団体は福井県を拠点とする新興宗教の一つで、白装束を身にまとい、集団で移動する姿が話題となり、当時世間を賑わせていた。彼らの思想は「共産ゲリラがスカラー電波を発しており、身を守るために白装束を着用している」というものだ。この倒壊未遂事件と同じ頃には、警視庁公安部による家宅捜索が行われ、虚偽の自動車登録の疑いで研究所代表が逮捕された。また、2003年8月7日には、研究所関係者で福岡教育大学助教授でもあった男性が変死し、研究所関係者5人が傷害容疑で逮捕されている。度々問題行動を起こし、電磁波と関係が深い団体でもあったことから、電波塔倒壊未遂事件との関連が強く疑われたが、結局証拠は見つからず。脅迫状への関与も確認できなかった。

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 では、5年前に起きた事件との関連はどうだったのか。

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