2020年の冬至は12月21日!カボチャと柚子湯の習慣、始まりは江戸っ子たちのダジャレから? (1/3ページ)
もうすぐ冬至(とうじ)。一年間を24の季節に分割した二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、一年のうちで最も昼間が短い=夜が長い日となります。
四季よりも細かく…1年間を24個に分けた日本の季節「二十四節気」とは?何かと暗くて気が滅入りそうですが、その後は徐々に日が長く延びていくので、古来「一陽来復(いちようらいふく)」、よくない事が続いた後に幸運が訪れる兆しとも呼ばれていますから、前向きにとらえたいものです。
さて、そんな冬至ですが令和2年(2020年)は12月21日(日)。昔から冬至には「カボチャを食べて、柚子(ゆず)湯に入ると風邪をひかない」と言われ、この時期になると妙に柚子が高くなります。
その理由について、かつて大人たちは「ビタミンが摂れるから」と教えてくれたものですが、よく考えてみれば単にビタミンなら他の野菜や果物でも事足りる訳で、もう少し何か深い理由がありそうです。